鹿児島県のスタートアップエコシステム形成のためのプログラムです。
<プロジェクトの背景>
鹿児島が有する多様な資源とポテンシャルは、イノベーションを起こす原動力です。これまで鹿児島に関わった、または関わりたいと考えている多くの人々が、たとえ小さな貢献であっても、その1%の力を鹿児島に注ぎ込むことによって大きな変化を生み出すことが可能です。このプロジェクトは、それぞれの関わりを形にし、鹿児島の持続可能な発展と人材育成を加速させるためのものです。我々は「1%コミット宣言」に基づくスタートアップエコシステムの構築を提案します。
「1%コミット宣言」に基づくスタートアップエコシステムの構築
<プロジェクトの目的>
- 鹿児島に関わる全ての人々の1%コミットメントを促進し、スタートアップエコシステムを創出
- 鹿児島の人材育成プログラムへのコミットメントの促進
- スタートアップエコシステムの確立と関係人口の増大
- 地域イノベーションの全国・全世界への拡散
<アクションプラン>
A. 「1%コミットプログラム」の立ち上げ
・鹿児島に関わる全てのステークホルダーへのコミットメントの呼びかけ
・コミットメントの可視化と報告体制の確立
B. スタートアップエコシステムの育成
・コワーキングスペースの無料利用(一部特典として)
・起業家精神の啓発セミナーおよびワークショップの開催
C. 地域連携の推進
・他地域との連携プロジェクトの企画
・地域間交流イベントの定期的な開催
D. コミットメントインセンティブの導入
本プロジェクトでは、1%コミットメントを行うことで、以下のインセンティブを提供します。
・マッチング機会の提供
・資金調達の相談(デッドファイナンス、エクイティファイナンス)
・法務・財務相談窓口
・メンタリング
・プレゼンテーションのフィードバック
・SNSでの発信
<プロジェクト対象者>
・社会にインパクトを与えるイノベーションを起こしたい人
・個人として独創的なアイディア・プランを持っている人
・好奇心と成長意欲を持つ人
・自らの事業アイディアを持ち、ビジョンの実現に向けて当事者意識を持つ人
・グローバルに進出する事業へ成長させるために、リソースとチャンスを得たい人
鹿児島のスタートアップエコシステムの未来を共に創造し、持続可能な成長を実現するための第一歩として、このプロジェクト企画書を提出いたします。スタートアップだけでなく鹿児島の可能性を信じ、皆様と共に新たな歴史を作り上げることを心から願っております。
<プロジェクトメンバー>

株式会社 TYH GROUP
代表取締役 加治屋 紗代
鹿児島市出身。専門商社と国際総合物流企業経験後、通信販売会社代理店のスーパーバイザー(SV)を担当。主婦を中心とする営業チームを作り、1200社ある代理店の中でチームを新規売上1位へ導く。現職ではLi-Ka1920の5階フロアの運営事務局の管理を担当。2022年11月に起業し、スタートアップや中小企業への伴走支援やアントレプレナー育成支援事業を実施。

アンター株式会社
代表取締役 中山 俊
鹿児島大学医学部を卒業後、2011年東京医療センター初期研修医。成田赤十字病院整形外科、翠明会山王病院整形外科を経て2016年アンター株式会社を設立。
・厚生労働省「医師の働き方改革の推進に関する検討会 勤務医に対する情報発信に関する作業部会」構成員
・厚生労働省 教育訓練プログラム開発事業検討委員
・東京医科歯科大学 客員准教授
・Healthcare Hackathon Hub運営